元気な社会を創る技術と感動サービスの提供をモットーに、道路計画や公共交通計画、観光振興・地域活性化などのコンサルティング業務を行うバイタルリード。しまねいきいき雇用賞を受賞するなど、社員が働きやすい職場づくりに力を入れています。そんなバイタルリードで働く人から実際の働き方について伺います!
左から
《参加者》
- 石田 大輔さん《出身》島根県飯南町《所属》情報システム部/入社11年目
- 佐藤 亜美さん《出身》島根県出雲市《所属》総合計画部/入社2年目
- 武田 侑子さん《出身》島根県松江市《所属》総合計画部/入社5年目
司会者どのような仕事をされていますか?
武田さん総合計画部は主に、公共交通計画に関する業務を行なっています。
自治体から相談を受けてアンケートなどの調査をしたり、様々なコンサルタント業務をしている部署です。
佐藤さん私も総合計画部で、調査内容の検討などを担当しています。入社2年目なので先輩たちに教えてもらいながら、まだまだ勉強している段階です。
石田さん情報システム部は主にウェブアプリケーション作成を行なっています。新しいシステム企画開発を行ったり、バス車載機など公共交通の関連機器の開発・製造・販売などをしています。
司会者旅行部門もあるんですね。
武田さんトラベルクリエイトといって、島根県への旅行をサポートする部署もあります。島根県ならではの旅行の仕方などを提案しています。
司会者入社されたきっかけを教えてください。
武田さん 私は新卒採用です。地域のために仕事をしたいという思いで就職活動を始めました。最初は公務員になりたかったのですが、バイタルリードは行政さんとの付き合いも多いので、行政の仕事を調べているうちにその繋がりから知りました。技術を使った仕事に興味を持ち、会社の雰囲気もいいなと感じたのが最終的に決めたきっかけです。
佐藤さん私も新卒採用です。都会で働こうと思っていましたが、地元で働くことも考えるようになり、ジョブカフェ島根に参加したことがきっかけです。まちづくりに関われるのが面白そうだと感じたんです。インターンシップに参加し、会社の雰囲気が好きだなと思いました。
司会者石田さんは中途雇用なんですよね。
石田さんそうなんです。僕は元々スポーツインストラクターを益田でやっていました。やめて地元に帰り、島根県中山間地域研修センターの緊急雇用でバイタルリードの募集をしていたのがきっかけですね。
最初は出向という形で研修や視察対応などを担当していましたが、バイタルリードが情報システム部に力を入れるということで、やってみないかと声をかけていただいたんです。それまでプログラミングをやったことはなかったんですが、入ってから勉強しました。
司会者未経験での採用に不安はなかったですか?
石田さんそうですね。入って何ヶ月かは業務中に勉強をする感じでした。元々プログラミングに興味はあったんです。僕は興味があったらやってみないと気が済まない性格だったので、やってみたらなんとかなった!みたいな感じでしたね。勉強会にも行かせてもらってました。やりながら覚えていった感じですね。
司会者バイタルリードさんは「しまねいきいき雇用賞」を受賞されましたね。どのような取り組みが評価されたのでしょうか?
石田さんスキルアップの資格取得の支援であったり、従業員の成長とキャリアアップに向けての取り組みを評価していただいたと思います。
武田さん通信教育の受講料を会社が出してくれるんです。
大学の研究室とつながりがあるので、学会で発表することもあります。発表の準備をしたりするのも業務時間内にしています。
佐藤さん社員がスキルアップに向けて取り組むことを全面的にバックアップしてくれるから、学生時代にできなかった勉強も積極的に取り組むことができています。
石田さん僕がゼロから始められたのも、こんな支援があったからこそですね。これからも社員がいきいきと働ける職場づくりをみんなで目指していきたいですね。
司会者他部署同士の交流も多いですか?
石田さんはい、バイタルリードには委員会があって、全社員がどこかの委員会に所属しています。部署間を越えての交流というか、自分たちで会社を良くしようという取り組みをしています。
武田さん広報委員会、ふれあい委員会、整理整頓委員会、組織的学習推進委員会があります。 年1回入りたい委員会の希望アンケートがあり、それで決まります。
佐藤さん広島支店の社員も委員会に入っているのでウェブで会議をしたりします。たくさんの人と交流が持てて、いろいろな意見も出るのでとても楽しいですよ。
司会者仕事をする上で力を入れていることはなんですか?
武田さん日々受ける仕事も増えていく中で、どういう風にうまく進めていくかに力を入れています。仕事の役割分担を自分が中心になって考えていくことが増えたので、自分のことだけではなく周りのこともよく見て仕事をするようになりました。
佐藤さん私は1年目と比べ物にならないくらい大変だと思うことが増えてきました。確実に自分がやるべきことを考えながら自分だけのことでいっぱいいっぱいにならないように、他の人たちとコミュニケーションをとることも意識しています。
石田さん会社としては、自社製品が色々あるのでそれを普及させていきたいなと思っています。
情報システム部としては、部署自体は少人数なので、いかに効率よく回すかを考えます。ただ、1人1人の現場も技術も違うので1人プロジェクトになることが多いのですが、それをできるだけ属人化しないように改善していきたいです。
司会者自社製品も様々な商品を開発されていますね。
石田さんそうですね。道路維持管理や公共交通事業者支援などを開発しています。中でも「馬須田のるぞう」というバス停案内システムが県内外で好評です。
バスの車内にパソコンのディスプレイのような機器を設置し行き先や広告、料金などを表示します。中山間地域のあまりお金をかけれないところでも低コストで導入できるんです。
マイクで録音したものを音声案内システムで使用できるので、地域の子供たちが声を吹き込んだりというような使い方もしていただいています。
司会者働きやすいと感じるところはどんなところですか?
武田さん社員は女性が6割と男性よりも少し多いですが、時短勤務やフレキシブルに休めたり在宅勤務も許可してもらえるので育休後も職場復帰される方が多いです。
働き方を柔軟に会社が対応してくれるのはとてもいいですね。
子どもさんの学校が休校になった時は在宅勤務に切り替えた方もおられました。
司会者バイタルリードに興味を持った方へメッセージをお願いします。
武田さん日本どこでも人口が減ってきています。地域の方の生活が大変になっている中で、私たちが提供しているサービスが必要になってきているので、地域で困っている方の力になりたいと思われる方はぜひ入社して欲しいですね。
佐藤さん会社に入ってから、いろいろなことを一から教えてもらっています。
バイタルリードは自分がどこにいっても通用する人材に成長できる会社だと思っています。
石田さんシステム部は割と中途が多いので新卒の人はためらうと思いますが、ぜひ未経験でも自走能力のある人に入社してもらいたいです。バイタルリードはいろいろなことに挑戦しやすい会社です!
皆さんそれぞれがスキルアップに向けて自主的に取り組んでいることがわかりました。
他部署でも横のつながりがあり、
社員全員が明るく楽しい雰囲気で仕事をされている様子もうかがえました。
バイタルリードの皆さま、たいへんありがとうございました。
※しまねいきいき雇用賞とは
人口が長期的な減少傾向にあり、少子高齢化が進展する島根県にあって、「子育てしやすく活力ある地方の先進県しまね」を目指すためには、雇用の場の創出とともに、多様な人材が、やりがいを感じ、いきいきと働き続けられる魅力ある職場づくりを推進することが必要です。島根県では県内企業等の魅力向上、職場環境の整備、雇用の促進などに資することを目的とした表彰制度「しまねいきいき雇用賞」を平成26年度に島根県で創設されました。