10月25日(金)に広島市内にある「いいオフィス広島」にて
「出雲で働き、暮らす人との交流会 in 広島」が行われました。
このイベントは「学生と出雲で働く若手社員」との交流を通じて、
「仕事のこと、プライベートのこと、就活のウラ話」など、
実際に働いている社員から、普段はなかなか聞けないことについて、
何でも気軽に聞くことができる!交流会です。
今回はその模様をレポートします!
まずはアイスブレイク「絵しりとり」
まず最初に皆さんの緊張を解きほぐすため、恒例のアイスブレイク「絵しりとり」が行われました。
テーブルごとに分かれて、さっそく「出雲」の「い」からスタート!皆さん戸惑いつつもペンを走らせます。
一番多く絵がつながったチームには「出雲縁結びポケット人生ゲーム」がプレゼントされました。
若手社員の1日が赤裸々に
「ドキュメント24hours」
アイスブレイクが終わり、緊張もほぐれたところで、
若手社員の皆さんが1日のスケジュールを中心に仕事・プライベートを説明してくれました。
出雲ならではの通勤時間が短いという利点や、仕事終わりのジムやカラオケなどなど、皆さん多種多様なライフスタイルを築いておられるようでした。
若手社員の説明に聞き入る学生の皆さん。 特に余暇の過ごし方に興味津々。
お腹が空いてきたところで、お食事タイム
出雲にちなんだ料理が登場!
ちょうど小腹が空いたところでお食事タイムです。
「出雲そばジェノベーゼ」や「いちじくサラダ」など、出雲にちなんだ料理が登場です。
もしかすると学生の皆さんには懐かしの味?なのかもしれません。
ちょうどハロウィンの時期ということもあり、こんな素敵なデコレーションも。
美味しい料理をいただきつつ「どこ中出身?」など、地元トークに花が咲きます。
なんでも答えます!
質問タイム
さて、お腹も満たされたところで、質問タイム。
若手社員の皆さんが学生の皆さんからの質問に答えるコーナーです。
中には答えにくい質問もありましたが、登壇する若手社員の皆さん、しっかりと質問に答えてくれました。
一体どんな質問が出たのでしょう?
一部ですが回答を交え、紹介します。
学生からの質問タイム
学生Q.入社して3、4年で転職をする人が多いけど、実際はどうですか?
社会人A. 自分の会社では、入社して3、4年で辞める人はいないです。新卒で入った人はぜんぜん辞めていません。自分がその会社でどうやって成長していけるかを考えて就職活動すれば、3、4年で辞めることなく、継続して頑張っていこう!となると思います。
学生Q.島根を出ようと考えたことはありますか?考えたことがあったなら、なぜ島根に残ったのですか?
社会人A.島根を出ようと思ったことはあります。でも、なぜ残ったかというと、家族が近くにいるとサポートもしてくれて、働きやすいからです。また、小さいころから面倒を見てくれている地元の方や、地元の友達などが近くにいると、あったかくて楽しい日々が過ごせます。ぜひ皆さん地元に戻ってきてください。
学生Q.学生時代に何かやっておいたほうが良いことはなんですか?
社会人A.アルバイトはやっておいたほうが良いと思います。私も居酒屋でアルバイトをしていましたが、様々なお客さんが来られるので、対応力を身に着けることができました。また、社会経験を積んでおくことで、社会に出たときにギャップに苦しまずにすむということにも繋がると思います。
学生Q.コネはありますか?
社会人A.コネはありません。ありませんが、地元で働いているので、知っている人にお客さんとして来てもらえたり、声をかけてもらったり、懐かしい方に会えたりというような繋がりはあるので、そういった嬉しいことが地元で働くとたくさんあります。
ざっくばらんに!
フリータイム
最後はフリータイムです。
学生と若手社員が自由に話をしていきます。
そろそろ遠慮もなくなる時間帯。学生にとっては先輩というより、
もはや故郷のお兄さん・お姉さんといった感じでしょうか。
そんなお兄さん・お姉さんの経験に裏打ちされた「就活攻略法」や「出雲での過ごし方」などなど、実体験からくる金言の数々に、皆さんじっくり耳を傾けていました。
最後はみんなで集合写真。ダブルピースでキメてくれました!
あっという間に時間が経ち、本日のイベントもこれにておしまいです。
参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
最後に、参加した学生の感想と若手社員からのメッセージを掲載します。
参加した学生の感想
Aさん出雲の企業について、知ることができればと思って参加しました。今日はとても楽しかったです。
就職する前に色々資格を取らなければならないと思っていましたが、就職してからでも大丈夫だという声も聞けて安心しました。
Bさん社会人の方と話すことができて良かったです。話の中で、文系でもIT系の仕事に就くことができるということを聞いて驚きました。
Cさん普段関わることができない企業の方と話をすることができました。特にフリータイムの時間が良かったです。日頃の生活や仕事の様子など、説明会などでは聞けないようなことがたくさん聞けたので、参加して良かったです。
参加した若手社員からのメッセージ
(株)山陰合同
銀行
高見さん学生は時間に余裕があるので、もし自分の就きたい仕事があるならば、それに関する知識を身につける、関係する場所に行ってみるなどを学生のうちにやっておいたほうが良いと思います。
銀行での仕事は、会社の社長などの普段は会えない人から色々な話を聞くことができて面白いです。
山陰防災
電機(株)
勝部さん同業種からの転職ですので、 地元へのUターンもすんなりいきました。 帰ってきて思うのは、やっぱり出雲はいい!
なんといっても自然が豊富なので、よく家族でキャンプをしています。
仕事の面でも、お客様も含めて人間性を見てくれる土地柄なのか、非常にやりがいがあります。
学生の皆さんには、勉強も遊びも全力で頑張ってほしいです。 そして、都会で就職することになっても、最後は出雲へ戻ってきてほしいです。
島根県農業
協同組合
竹下さん自分が進む方向を決めるために、学生のうちは選択肢を増やすことをすべきだと思います。色々なことをやってみる、色々なところに出てみる、色々な人の話を聞いてみるなど、そういった経験の中で自分の価値観や考えを決める材料を集めることをしてほしいと思います。ぜひ学生のうちにいろんなことを経験してみて下さい。
(株)島根情報
処理センター
矢田さん私の仕事はエンジニアですが、社内には個性的な人間が多く、 さらにインド人・韓国人の社員も居て、国際色豊か。 そういう場では、特にコミュニケーション能力が要求されます。 これからどんどん働く場の多様性が増していくと思いますので、 今のうちから年齢関係なく、大人や外国の方などとコミュニケーションをとっておいてください! 就職活動の場でも役に立ちますから!
島根中央
信用金庫
森清さん私は地元に帰りたいと思っていたので、地元である島根県の企業に絞って就職活動をしました。 就職活動では何回も面接を受けなければならないので大変です。そのため、自分の行きたい業界を絞っておくと、面接の対策などでごちゃごちゃしなくていいと思います。 出雲は人もやさしく、のんびりした風土もあり、とても働きやすい環境です。
島根中央
ホンダ販売(株)
大國さん私は車が好きだったので、趣味の延長として車の整備の仕事に就くことになりました。 車が好きなので、仕事をすること自体にやりがいを感じていますが、お客さんから「ありがとう」と感謝の言葉を伝えていただけると、特にやりがいを感じます。
資格などは、社会人になってからでも取れるので、そういった勉強をするよりも、学生のうちに、しっかり遊ぶ、バイトをするなど、色々な経験を積み、自分の就きたい仕事を探すことが大事だと思います。
(株)島根富士通
田中さんぜひ労働条件や仕事内容、勤務地など、自分が過ごしやすい、働きやすいところがどんなところなのかをイメージしたうえで、就職活動をしてください。
また、学生のときに、たくさん遊ぶ、海外旅行に行くなど、たくさんの人に出会える機会を作ることで、価値観を広げることも大切だと思います。 地元で働くことの良さは何といっても家族が近くにいること。それと出雲はいい人が多くて働きやすいです。
会社の中でも、県外から来た方からは、島根の人って真面目だよね、人がいいよねと言われます。それくらい出雲はいい人が多いので、とても働きやすい環境だと思います。
(株)バイタル
リード
森山さん前職は制作系の会社でしたが、 結婚と子育てを機に、現職であるバイタルリードへ入社しました。
今、採用関連の担当もしていますが、 求職者の方がどういう仕事がしたいか、 また、どういう働き方をしたいかを明確にする事で採用する側にとっても、ミスマッチを防ぐメリットがあります。
将来を見据えたキャリアの積み上げも大事ですので、一歩一歩積み重ねてください。
出雲市役所
大野さんバイトでも、サークル活動でも、勉強でも、学生のときに、これを頑張った!と言えるような経験をしてください。そういった経験が、仕事選びにも繋がりますし、面接のときに自信を持って言えるアピールポイントにもなります。
地元で働くことは、家族、友達が近くにいて安心できるということもありますし、生まれ育ったまちに貢献することができ、やりがいにも繋がります。
仕事内容はもちろん、どこで暮らしたいかという将来設計も含めて、就職先を選んでください。