12月20日(金)に大阪市内にある「グランフロント大阪」にて
「出雲で働き、暮らす人との交流会 in 大阪」が開催されました。
このイベントは「学生と出雲で働く若手社員」との交流を通じて、
「仕事のこと、プライベートのこと、就活のウラ話」など、
実際に働いている社員から、普段はなかなか聞けないことを、
何でも気軽に聞くことができる交流会です。
今回はその模様をレポートします!
まずはアイスブレイク!「IZUMOクイズ」
まず最初に皆さんの緊張を解きほぐすため、出雲にちなんだクイズ「IZUMOクイズ」が行われました。
テーブルごとに分かれて、出されたクイズの答えを考えます。
1問目は「出雲大社の御本殿に鎮座する御神体は、どちらの方角を向いているでしょうか?」
いきなり難易度の高い問題に皆さん頭を抱えています。なお、答えはここでは内緒。あとで調べてみてください。
正解が一番多かったチームには「出雲縁結びポケット人生ゲーム」がプレゼントされました。
学生の皆さん、ぜひ関西でも 「出雲縁結びポケット人生ゲーム」の楽しさを広めてください!!
なんでも教えちゃいます!
「ドキュメント24hours」
アイスブレイクが終わり、緊張もほぐれたところで、
若手社員の皆さんが1日のスケジュールを中心に、仕事・プライベートについて説明してくれました。
出雲ならではの通勤時間が短いという利点や、休日のアウトドアやカフェめぐりなどなど、皆さん多種多様なライフスタイルを築いておられるようでした。
若手社員の説明に聞き入る学生の皆さん。 熱心に耳を傾けています。
出雲と大阪で違う点といえば、通勤手段。社員の皆さんの多くはマイカー通勤です。
都会でありがちな満員電車に揺られながら・・といったことはありません。
お腹が空いてきたところで、お食事タイム
出雲といったら・・?あれでしょ!
ちょうど小腹が空いたところでお食事タイムです。
「出雲そば」や「ぜんざい」など、出雲にちなんだ料理が登場です。
大阪発祥の食べ物といえば「たこ焼き」!!!では出雲発祥といえば?そう「ぜんざい」なのです。
元々、神在祭(かみありさい)の時に振る舞われたのが「神在(じんざい)餅」。
その「じんざい」がなまって「ぜんざい」と呼ばれるようになったと言われています。
美味しい料理をいただきつつ、社会人として活躍する先輩の「就活体験秘話」に聞き入る学生さん。
それにしても窓越しに見える大阪の夜景がきれいですねー!
こちら(左から2人目)は学生時代を大阪で過ごした三木さん。さすがトークが上手ですね。
懐かしの地元ネタに学生さん、大受けです。
一言一句、メモを取る学生さんも!。就活あるあるネタは鉄板ですね!。
あっという間に時間が経ち、本日のイベントもこれにておしまいです。
食い倒れのまち大阪にて、懐かしの出雲の味を堪能した学生の皆さん。
今後の就活に素敵なご縁が待っているといいですね!
最後に、参加した学生の感想と若手社員からのメッセージを掲載します。
参加した学生の感想
Aさん今日は出雲の料理に惹かれて参加しました。
社会人の皆さんが共通して言われたデメリットが、「交通が不便」ということでしたが、他のデメリットはそんなに聞かなかったので、たいして困ることもなく、出雲は働きやすいのだろうと感じました。
今日は料理もおいしくいただけて、役に立つ話も聞けて良かったです。
Bさん今日は参加して楽しく過ごせました。自分の知らなかった企業についても知ることができました。
社員の方の実際の1日のスケジュールなどが聞けて、リアルな情報が得られて良かったです。
Cさん今日は仕事の内容、休日の過ごし方など、いろいろな話が聞けて楽しかったです。
実際に働く社会人の方から、自分が不安に思っていることについて、しっかりと教えていただくこともできました。
Dさん社員の方の生の声を聞けたので、非常に参考になりました。
こっち(大阪)で就職するか、出雲で就職するか悩んでいたんですが、
今日参加してみて、やっぱり地元の出雲で就職するのもいいかもしれないな、と心が傾いています。
Eさん意外と転職で出雲へ戻ってこられた方が多くてびっくりしました。
出雲で働く場合、職種の幅が狭いかなと思っていましたが、そういうこともなく、いろんな企業で勤めておられる社員の方の話が聞けてよかったです。
久々に食べた出雲の料理も美味しかったです。
参加した若手社員からのメッセージ
(株)出雲
村田製作所
高橋さん女性として働くことを考えたときに、ゆくゆくは子どもを育てながら働くことになると思いますが、そのときには家族が近くにいたほうが安心だと思い、地元就職を決めました。
学生のうちにやっておいて欲しいことは、色々なアルバイトをして、色々な仕事を知るということです。その中で、自分とは違う環境にいる色々な人と関わることで、様々な知識・考え方を知ることもできます。
Uターン就職するか、都会の企業に勤めるかは、情報が少ないと迷うことも多いと思います。情報を多く集めるためにも、交流会や説明会などに積極的に参加してみてください。
(株)カイハツ
安田さん学生時代から7年間を大阪で過ごし、地元である出雲にUターンしました。
現在は建設コンサルタントで営業事務として、書類の作成やデータの整理などを行っています。
入社した当時は、初めてのことばかりなのでどれも新鮮に感じました。
最初は業務に慣れるのに苦労しましたが、仕事で得られる喜びは、何事にも変えがたいものでした。
学生の皆さん、ぜひ社会人になるのを楽しみにしてください!
出雲には都会にはない自然もたくさんあります。
私は出雲に帰ってきて「土を踏めることのありがたさ」を感じました。
そしてなんといっても、星がきれいなこと。
仕事で疲れても、星空を見上げれば、すぐにリフレッシュできます。
(株)ケー・エス
・イー
福田さん車で通っていますが、出雲は通勤の混雑が少なくて助かります。この点は、東京に居たときの毎朝の満員電車とは大違いです。
私はITのシステム開発を行っていますが、東京で案件を受注し、地元出雲で開発するというパターン(ニアショア)が一番ストレスがなくてすみますね!
ぜひ、都会の大企業だけでなく、地元出雲の中小企業にも目を向けてみてください。
ワーク・ライフ・バランスを考えると、田舎の方が良かったりしますよ!
神戸
天然物
化学 (株)
内尾さん大学院のときにインターンシップに参加したり、交流会のようなイベントに参加したりしながら就職先を探しました。自分に合う企業、合わない企業を見極めるためにも、ぜひインターンシップに参加してみてください。
私は医薬品原薬の品質管理の仕事をしていますが、自分の関わった製品を出荷したときなど、自分の仕事が形になっているのが実感でき、喜びを感じることができます。
就職活動は大変だと思いますが、やりがいのある仕事に就けるよう頑張ってください。
(株)山陰合同
銀行
川井さんもともとは都会で働こうと思っていましたが、父親から「地方で働くということは、都会で働くということに比べて、自分の役割が大きく、責任感や充実感が全然違うぞ」と言われたことをきっかけに、自分の考えが180度変わり、地元で働くことに決めました。
学生のときに、目上の人や、社会人など、色々な人と話す機会を作ってください。社会人にとって不可欠なコミュニケーション能力が磨かれるほか、自分の将来の仕事を決めることにも役立ちます。
就職活動では、変に着飾ったりせず、自分をさらけ出してください。自分をさらけ出したうえで採用してくれる企業は自分に合う企業でもありますから。
(株)山陰合同
銀行
伊藤さん最初は都会で働きたいと思って就職活動をしていましたが、就職活動を進めていくうちに、地域のために働くことのできる仕事をしたいという思いが強くなり、地元で就職しました。
時間のある学生のうちに留学とか海外旅行とかにチャレンジしてみてください。そういった経験が、社会に出てから話のネタにもでき、自分の魅力にも繋がってくるので、今しかできないことに色々とチャレンジして欲しいと思います。
地元のために働くことができるというのは良いことだと思います。学生の皆さんもゆくゆくは出雲に帰ってきてください。
島根県農業
協同組合
三木さん実家が農家なので、JAは小さな頃から身近な存在だったということもあり、
最初からJA一本に的を絞って就活を行い、入組しました。
私の仕事はJA主催のイベントやスポーツ大会など、周りの協力が欠かせないことばかりです。
そこで役に立ったのは学生のころから意識していた「コミュニケーション能力」でした。
同僚、取引先、地域の方々など、会話がないと何も始まりません。
学生の皆さんもぜひ、普段から意識して行動してみてください。
まずは基本の「あいさつ」からトライしてみましょう。
(株)島根
情報処理
センター
板倉さんプログラミングの仕事をしたいと決めていたので、学校の先生に相談しながら就職先を決めました。そもそも、なぜこの道に進んだかというと、興味があったパソコンについて学べる学校に通っていましたが、そこで学んだプログラミングについて興味を持ち、それが今の仕事に繋がっています。
学生の皆さんも、まずは興味のあることについてチャレンジしてみてください。自分がやってきたことは、必ず将来の自分に繋がります。まずは今できることに全力で取り組んでみてください。
(株)ジャスト
西日本
今岡さん思ったより出雲で働きたいと思っている学生さんが多くて驚きました。
私が就職活動をしたときには、とにかく多くの企業を受けました。就職活動では自分のアピールをしないといけないのが大変でした。
自分のやりたいことを見つけるためには、とにかく何でも挑戦してみることがいいと思います。例えば今回行われた交流会など、そういった場に積極的に参加してみてください。
また、地元で働くことも選択肢に入れてみてください。自分の生まれ育ったまちで働くということは、家族・友達が近くにいて安心感がありますよ。
就活は大変なこともありますが、あきらめずに頑張れば、必ず良い方向に進みますので、頑張ってください。
(株)ダイハツ
メタル
笹岡さん学生時代からメモをよく取っていました。
社会人になった今、この経験が非常に役に立っています。
仕事は「優先順位」が非常に大事です。私はメモを取るのと同時に、メモしたタスクに優先順位をつけて1つずつ解決していっています。
これは学生のころから訓練をしておくと、社会人になってから役に立ちますよ!
(株)ビリーフ
堀内さんデザイン会社に勤めており、営業やディレクションを担当しています。
主にお客様と対面する業務が多いのですが、初めてのお客様でもおじけづかないのは、大学卒業後に海外42か国を回って、いろんな国の方たちと交流した経験が生きていますね。いろんな国を旅するのはおすすめですので、ぜひトライしてみてください。
また、私は関西出身なのですが、出雲の自然は最高ですね。
海や山など自然が多くて、休日はキャンプやBBQなどのアウトドアを楽しんでいます。
出雲市役所
小村さん観光課に所属し、パンフレットの作成や、県外で出雲市のPRなどを行っています。
学生のときは自由な時間がたくさんあるので、とにかく色々な人と会って話をしてみてください。そうすることで自分の視野が広がり、将来の選択にも役立ちます。
また、私は大学に通うために都会に住んでいましたが、都会と地方のどちらで働くか考えた際に、「都会は若いうちは楽しくて良いだろうけど、ずっと暮らすならのんびり過ごせる地方にしよう!」と思い、出雲で働くことに決めました。出雲は自然が多く、優しい人も多いので暮らしやすいですよ。