Meet UPレポート

2022年8月18日(木)に「出雲で働き、暮らす人との交流会in日御碕」が開催されました。
少子高齢化の影響を受け、廃校となった出雲市立日御碕小学校が2022年春にリノベーションされて生まれた「日御碕サテライトオフィス」を会場に、若手社員と学生が交流しました。
このイベントは、出雲で働く若手社員から「仕事のこと、プライベートのこと、就活のウラ話」など、普段はなかなか聞けないことを楽しく気軽に聞く事ができる交流会です。
今回はその模様をレポートします! 会場の「日御碕サテライトオフィス」には、すでに数社がオフィスを構えており、出雲市内だけでなく、県外の企業もリモートオフィスとして利用しています。
窓から海がすぐ見える絶景のオフィスです! 

出雲市のいいところをたくさん知りたい!

はじめに、参加者の皆さんに向けて、ご自身も10回以上の引っ越し、様々な活動を経験された井上副市長から、「出雲市は自然豊かでご飯も美味しく、古い良いものを大切にしているところ。
また、企業も元気で、地域に対する愛着、誇りを持っている人が多い。温かく受け入れてもらいました。」と挨拶がありました。

アイスブレイクでリラックス「絵しりとり」

まずは、緊張をほぐすためにゲーム(絵しりとり)が行われました。 最初は日御碕の「き」からスタート。
どこのテーブルが一番多くつながるでしょう。
ゲーム中は笑い声も聞こえて、面白い絵や一瞬わからないような絵でも、ふんわりヒントを出し合い、楽しくコミュニケーションがとれているようです。 

森山さん

Dチームさん優勝 優勝商品は「出雲縁結び空港オリジナルマグカップ」!!!

地域おこし協力隊のみなさんのお話で出雲の魅力を再確認

現役の地域おこし協力隊員の3名が出雲で地域おこし協力隊員になったきっかけや出雲の印象などをお話ししてくださいました。
来る前は出雲大社くらいしか印象がなかったが、実際に来て、都会的な部分もあり、周りの人々も優しい。
出雲市は、自然豊かストレスなく過ごせる点が気に入っているなど、県外出身だからこそ分かる、出雲のいいところをたくさんお話しいただきました。 

若手社員の方に仕事やプライベートのこと、
いろいろ聞いちゃいます! 

学生の皆さんが20分ごとに各テーブルを移動し、若手社員の皆さんから日々の仕事の様子、毎日のタイムテーブル、その仕事についたきっかけ等の説明を受けていました。
終業後にジムに行ったり、バレーボールをしたり、イラストを描いたり、若手社員の皆さんの余暇の使い方は様々で、一人暮らしの方や子供さんがいらっしゃる方、それぞれ時間の使い方が違うねと話をされていました。 

学生の皆さんも積極的に質問等されていました。

若手社員の皆さんはUターンの方が多い印象でした。

街歩きをしつつ、社員の皆さんとフリートーク

みんなで日御碕サテライトオフィスから日御碕灯台まで街歩き。
道中、スタッフから日御碕神社、経島、日御碕灯台の説明を受け、地元の学生さんでもあまり来たことがない方もいて、新鮮だったみたいです。 

最後に、みんなで記念撮影をしました。
暑い中での交流会参加、皆さんお疲れ様でした!就職活動頑張ってください!

参加した学生の感想

Aさん出雲は働きやすそうだと思いました。 人のあたたかさがあるし暮らしやすそうだと思いました。
みなさんの話を聞いていると、通勤時間も短くていいなと思いました。
公務員を考えていたのですが、出雲にもいろいろな業種があるのを知って選択肢が広がったような気がします。

Bさん今まであまり企業のことを知らなかったので、このイベントで、いろいろな形態の企業があるのを知ることができました。
今から、インターンの募集も始まるし、いろいろ参考にしたいです。 

Cさん地元の出雲で、できれば県内での就職を考えており、ちょうどいいイベントだなあと参加しました。
最初にちょっとレクレーションみたいなのがあったりして、思ったより緊張せずに話を聞けて安心しました。 

Dさん県内での就職を希望しており、出雲の企業が集まるこのイベントに応募しました。
社員の方の1日のタイムテーブルはわかりやすくてよかったです。
話を聞くといいなと思いますが、自分が働くとなると、どうなるのだろうと思います。 

Eさん出雲の企業を全然知らなかったので、いろいろな企業があることを知ることができました。
文系の人でもIT系のエンジニアをされている方がいて、理系じゃなくてもIT企業で働けることを知ったことは意外でびっくりしました。 

Fさん学校(松江)が、教員養成課程だったので、なかなか教職以外の企業の情報を得る機会がなく、特に社会人の1日が参考になりました。
いろいろな話が聞けていい経験になりました。

Gさん就職関連のイベントだったので会社のことを詳しく聞く会と思ったのですが、リラックスした雰囲気の中で1日のスケジュールだったり、実際に社会人がどういうスケジュールで生活しているのか知ることができ、自分が社会人になったときにどういう生活を送るのか、想像をすることができました。 

Hさん硬い雰囲気かと思ったが、アイスブレイクとかあって聞きやすい雰囲気でした。
プライベートもしっかりとれるという企業が多いのかなと感じました。
生活面の話も聞けて、社会人ってこんな感じなのかとわかってよかったです。  

参加した若手社員からのメッセージ

サンプラス
株式会社
仲西さん

今回の交流会は通常の企業説明会などに比べて若手社員が多く、学生にとって質問しやすい雰囲気だったと思います。
出雲は年齢幅広く地域の皆さんと交流するイベントが多いという魅力があります。自分も実際に駅伝や祭り等を通じて交流し、人の温かさを感じました。
就職活動の中で、最初はやりたいことが分からないことも多いと思います。
今回のようなイベントの参加や、学校で紹介された就職活動サイトだけでなく地方の就職活動サイトなど幅広く見ることで、少しずつやりたいことを見つけていただければと思います。 

株式会社
バイタルリード
梅山さん

私が学生の時は、交流会などに参加する機会があまりなかったので、こうした企画に学生の皆さんが参加することはとても良いことだと思います。(本当は、もっともっと皆さんとも交流する時間があればと思いました!)
電車で1時間通勤するのと車で15分通勤だと自由時間が大きく違うので、出雲で働く魅力の一つは通勤時間が短いこと。
就職活動中は、他人と比較して、この時期に内定がもらえないといったことを悩みがちですが、回り道をしてでも、自分が納得できる就職先を是非見つけてください。 

山陰建設工業
株式会社
糸賀さん

なかなか学生の皆さんと参加する機会が少ないですが、交流会に参加し、今回、皆さんと色々な話ができて、大変参考になりました。
出雲は公園も多く、子育てするにも非常に良い環境ですし、病院や食料品店なども多く、生活するにも便利で、非常に働きやすい環境だと思います。
学生の皆さんにとっては、出雲で就職するのも選択肢の一つですが、何年か市外で働いて経験を積むというのも一つの選択だと思っています。
将来的に出雲に帰って働いていただくことも、出雲にとって大きな財産になると思うので、いろいろな選択を考えてもらいたいです。 

株式会社
日本ハイソフト
伊藤さん

限られた時間ではありましたがお話ができ楽しかったです。
就活をする時に個人的に大切だと思うのは、自分が仕事に何を求めるかを考えることです。
職種によって業務内容や勤務形態は勿論変わると思いますが、同じ業界でも会社が違えば生活は変わります。
周囲の人が「いい会社」と言う場所が合っているかは人それぞれだと思うので、多くの意見を耳にするのは良いですが、最後は自分の気持ちで選択するのが大事だと思います。
その為に会社説明会やイベントに参加をして多くの選択肢から納得のいく会社を見つけて貰えたら満足のいく就活になるんじゃないかな?と!! 少しでも参考になれば嬉しいです。ありがとうございました。 

株式会社
日本ハイソフト
三島さん

交流会では、学生の皆さんから質問や意見などたくさんの投げかけがあり、就職活動に対する意欲が感じられました。
ショッピングモールなどないと困る施設がひととおり揃っている出雲は、島根の中でも住みやすい街という印象です。
特にIT企業だと企業同士がとても仲が良くて、コロナ禍でできていないこともありますが、以前は勉強会があったりと活発な交流を行っています。
学生時代に比べて、社会人になると自由な時間が無くなってきます(体力的にも!!)。やり残したことがないよう、学生時代を目一杯楽しんでください! 

島根県農業協同組合
出雲地区本部
江角さん

この交流会は、学生の皆さんの声や他の若手社員の皆さんの声を聞く良い機会となりました。
こちらからの学生の皆さんへの投げかけにもしっかりと反応があって、交流を深めることができました。
私は地域に根差した仕事をしていますが、こうした仕事は地元に貢献することのできる仕事だと感じています。
皆さんは、これから就職活動の中で色々な企業を見る機会があると思いますが、こうした交流会などを通して、少しでも出雲で働きたいと思っていただけると嬉しいです。 

株式会社
島根富士通
國谷さん

私はUターンを経験していますが、今回の交流会を通じて久々に自分の就職活動の頃を思い出しました。
大学時代は横浜に住んでいましたが、出雲で働いていなかったら毎日通勤・退勤ラッシュに巻き込まれていたと思います。
そういった意味では、出雲は人が多すぎないちょうど良いところだと思います。
今回は、県外の学生を対象とした交流会だったと思いますが、会社の中でも異動はあるし、就職したらずっとその土地にいなければならないというわけではありません。
社会人になると視野も広がってくるし、金銭的にも余裕が出てくるので、都市部と地方をもっと気軽に移動できるようになるという意味では、場所のくくりにあまり悩まないことも大事だと感じます。 


株式会社
シーエスエー
遠藤さん

私は大学で関東に住んでおり、Uターンで島根県内の企業に就職しました。
出雲で働くことの魅力は、通勤時間が短いことです。これが私がUターンを決意した決め手です。
出雲は車通勤が主流なので、通勤時間も比較的短く電車のような通勤時のストレスもありません。
通勤時間が長いと幸福度が下がることは有名です。そういった意味で仕事を決める上で1つの重要な指標になると思います。
通勤時間が短い分、趣味や習い事などに充てることができます。私は、バレーボールやギター、スケボーやゴルフ等を楽しみ、充実した時間を過ごしています。
メリハリのある環境でリフレッシュしながら仕事ができています。 

株式会社
アイティーエスピー
松浦さん

私が学生の時は、交流会などに参加する機会があまりなかったので、今回のような交流会に学生の皆さんが参加することはとても良いことだと思いました。
今回のような交流会にもっと参加して、就活に活かして欲しいなと思います。
就活生へのアドバイスとしては、人生の中で、仕事が占める割合って思っている以上に大きいと思うので、自分がしたいこと(大切にしたいこと)が何か、ということとじっくり向き合って、悔いのないように!企業を選ぶことが一番大切だと思います。
なので、焦って企業を選ぶのではなく、いろんな企業の情報をよく見て、自分に合った企業を選んで欲しいと思います。 

株式会社
山陰合同銀行
渡部さん

今回のイベントは学生との距離が近く、お互い本音で話をすることが出来る大変良い機会だったと思います。
大学生の時は地元に戻って就職することに物足りなさがあり少し抵抗もありましたが、仕事を通して身近な方の役に立っていることを日々実感でき、また、私生活でも家族や友人とゆとりをもって過ごすことが出来る環境があるため、気持ちが豊かに過ごせていると今は感じています。
社会人は大変なことも多いですが、学生時代に比べ、色々な人と出会ったり、様々な経験が出来たりします。大人になるのも悪くないと思います。
一方で、学生時代にしか出来ないこともたくさんありますので、皆さん学生の内に楽しい思い出をたくさん作ってください。 

株式会社
イーグリッド
堀さん

 今回参加してみて、学生の皆さんからは質問なども多く、積極的な学生が多い印象だったので、話す側としても和気あいあいと話すことができました。
出雲は、県庁所在地の松江へのアクセスもよく、市内はゆめタウンなど生活基盤が近くにあることも魅力です。
また、生活していく上でのコストも都会に比べて、低く抑えられると思います。
就職活動で皆さんが一番悩むと思う面接は、自分の強みをはっきり言っていくことが重要だと思います。
もごもごと話をするよりは、自分の中で少し弱い点があったとしても、自信を持って面接に臨むことが大切ですよ。 

出雲市役所
山中さん

現在は産業政策課に所属しており、出雲市へのUIターン就職促進に関する仕事を行っています。
私が学生時代にやっておくと良いと思うことは、様々な人とお話をするということです。
就職活動の面接の際はもちろん、働き始めてからはたくさんの人と話をする機会が増えます。ぜひ、今のうちから自分と異なる環境に身を置く人と積極的に関わってみてください。
出雲市には就職を機に来たのですが、自然が豊かで安心でき、優しい人柄の方々が多く、暮らしやすいなと感じる毎日です。
ぜひ、みなさんも出雲での就職を考えてみてください。 

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