仕事と家庭を両立しながら
人との縁で成長していく

足立 真奈美

(りそな銀行島根カスタマーセンター)

邑南町出身。結婚後、邑南町で暮しながら建設業の事務職を行う。夫の転勤を機に出雲へIターン。同時にりそな銀行のカスタマーセンターへリーダー採用として就職。現在は、インターネットバンキング部署である「マイゲートサポートセンター」のマネージャーを務める。

夫の地元・出雲へ引っ越し
異業種の銀行のコールセンターへ

主人の地元である出雲に転勤が決まったのがきっかけで11年前に引っ越してきました。それまで私は建設関係の会社でISO取得の事務担当を行っていましたが退社をして、新たに職探しをしました。ハローワークへ行ったり新聞やインターネットで手あたり次第に!そして目に留まったのが“りそな銀行コールセンター”でした。

当時、立ち上げのためのコミュニケーターの募集を行っていて、200人応募した中で1期生は60人選ばれ、その中で10人がリーダーとしての採用でした。私は、前職でISOの品質担当リーダーを行っていた経歴を見込まれ、リーダーの採用となって、もうビックリです! 「やってダメなら仕方ない」くらいの覚悟でしたね。

最初、東京の研修に2カ月行きました。そこでは定期預金や普通預金など一連の流れを学びました。そして出雲に戻ると立ち上げの準備です。リーダー10人が全力を出して軌道に乗るよう頑張っていこうと一致団結を!とは言え、内心不安でしたよ。島根にはりそな銀行があるわけでもなく、私はこれまでとは畑違いの職場でしたし。また、コールセンターには全国のお客様から電話がかかってくるので、方言のイントネーションや敬語を直しつつ、実践で対応していきながら、リーダーをはじめコミュニケーターの皆さんと必死に準備をしました。

もちろん電話応対のマニュアルはありましたが、その通りの電話なんてかかってきません。いろいろな資料を見ながら、本部の人に聞きながら、あらゆる助けを借りて最初の1年は突っ走った気がします。

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スーパーバイザー(現場責任者)から相談に乗る足立さん。密なコミュニケーションはスタッフとの信頼関係構築に欠かせない。

未知なる経験に直面することで
学び、助けられ成長できる。

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コミュニケーションダイヤル部署が軌道に乗ると、セールスの「アウトバウンド」という部署ができ、そこの立ち上げにも関わりました。そこでは、主に投資信託の商品をお客様にご案内をします。

勤務歴11年になりますが、今振り返ると、この部署で投資信託の勉強をすることが自分の中で一番苦労したことでもあり、勉強と努力する大切さを学んだと思います。それまで投資信託が何なのかも分からない状態。それではお客様に商品の説明ができないので、毎朝5時に起きて日経新聞を読み、マーカーを引いて記事の拾い出しをして朝礼でマーケットの話をするのです。最初はつたない説明だったと思います…本当に迷惑をかけたかな〜と。しかし1年経つと分かるんですよ。ポイントとか商品の結びつきなども。それから自信をもって堂々と話をすることができました。最後には“話が長い”と皆さんから言われるくらいに(笑)

現在は、インターネットバンキング部署である「マイゲートサポートセンター」にいます。この11年でリーダーからスーパーバイザーとなり、現在の部署でチーフスーパーバイザーに昇格し、今は部署をまとめるマネージャーを務めさせてもらっています。

しかし、自分一人の力でマネージャーになったわけではないのです。実際、コミュニケーターさんがお客様に寄りそって対応してくださるから、自分もやりがいを感じられ、“もっと教えてあげよう!対応してあげよう!”という気持ちが生まれ、さらに成長させてもらえました。もしかしたら、私のやり方には反対だった人もいるかもしれませんが、皆さんついてきてくださり、柔軟に対応してもらえたからこそ私がマネージャーになれたのだと思います。本当に育ててもらったなと…。

日々、目の前の仕事を一生懸命こなしているわけですが、節目でふっと振り返ってみたときに、皆さんの意識が高く、全員がお客様のために最良の応対をしていただいているので、とてもよい部署になりました。立ち上げの時と比べて、本当にクオリティが高くなっていて嬉しく思います。

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足立さんの働く、りそな銀行島根カスタマーセンター。より高い顧客満足を目指して、日々全国からの電話に対応している。

息抜きは息子のサッカー応援!
サンフレッチェくにびきフットボールクラブに所属。

今は仕事をして家庭を守り、子育てもしているので自分の趣味はこれといってないのですが、中学生の長男がJ1のサンフレッチェ広島が運営する“くにびきフットボールクラブ”のサッカーチームに所属しているので、応援に行くのが楽しみになっています。出雲はサッカーが盛んな地域で、プロサッカーチームのジュニアユースが出雲にあるだけでも、すごいことだと思います!

その息子がスポーツ少年団でサッカーをしていた時に全国大会に出場したことで熱が入り、今では広島や岡山などで試合があるときにも見に行って応援していますよ。中学生ともなるとスピードもパワーも出来てきて、しかもクラブチームは“将来サッカー選手になりたい”と夢を持つ子が入っているので向上心も高く、応援も楽しいです。それに学校の部活とは違い、クラブチームでは学年ごとに試合があるので、試合に出る回数が多く、経験を積むことができます。

もちろん応援も楽しいのですが、その後に保護者さんたちと一杯飲みにいくことが至福のひとときですね(笑)。

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一緒に働き共に過ごす仲間がいる
人との出会いは私の財産。

将来は、岩本英司所長のような所長になるのが夢です。岩本所長は会社全体のことを考え、そして地域や社会貢献等の活動も行い、広い視野を持つ素敵な方で、私の目指すところです! 私の場合は、まだ下の息子が3歳ということもあり、子育てもしながら仕事の幅を広げる段階。これからもコツコツと経験を重ねていきたいです。

それと、私の大きな財産はカスタマーセンターで働いたことでいろいろな人と出会えたことです! 出雲に嫁に来ただけでは200~300人の人と出会うことはないはず。この職場のおかげで多くの人と繋がりもでき、子育ての先輩に相談にのってもらったり、アドバイスをいただいたり、公私ともに助けられています。それだけでも、ここで働いていることは“大、大成功!”です。

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出雲人が薦める出雲

サンフレッチェくにびきFC
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サンフレッチェ広島の提携クラブチームが出雲にあります。J1チームのクラブチームということもあり、将来サッカー選手になりたい子どもたちが集まっています。夢が具体的に描けるためモチベーションも高く、良い環境でサッカーができますよ。

キララ多伎のビーチからみた夕陽
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道の駅キララ多伎の目の前に砂浜が広がっています。そこから見る夕陽がとってもキレイで好きです。実は結婚前、主人とデートに行った所で、2人で見た夕陽がとても印象的で幸せを感じられた場所なのです。

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