【イベントレポート】出雲人 MEETUP#32017.03.22
2017年3月19日(日)、「キッチンスタジオ 夢の食卓」代表の浅津知子さんをゲストにお迎えし、トークイベント「出雲人 MEETUP#3」を開催しました。
まずは浅津知子さんの自己紹介。
過去には外国為替のお仕事もされていたそうです!現在は『食』にまつわる活動を精力的にされており、講演会やお味噌づくり教室、企業の食の監修をされるなど、各地を飛び回っておられるそうです。(文字通り日帰りで東京や大阪にも行くことがあるそうです。)
今回のような、参加者がすぐ目の前にいるトークイベントは初めてだそうで、「より身近に交流できる。」と喜んでくださいました。
テレビの料理番組収録でのエピソードで、トークに集中しすぎてお料理を少し焦がしてしまったというお話も聞けましたよ。
そして、『食』の大切さを伝える中で出会った『正食(マクロビオティック)』について。
「本当は全部お伝えしたいけれど」とひとこと添えて、重要なポイントである『身土不二』、『一物全体』、『主食は穀物』、『陰陽の調和』について分かりやすくお話ししていただきました。
『その時期、その土地でとれたものを摂ること』『食物は丸ごといただくこと』、『お米などの穀物を5、野菜や海藻を2、魚や動物性のものを1の割合でいただくこと』などを心がけると病気予防になるそうです。
また、企画者からのサプライズとして、首都圏のナチュラルローソンにしか販売していない、『食べるお守り』を参加者にプレゼントしました!(写真は『大豆と米粉のシリアルバー』。ほかに『米粉のクッキー』もあります。)
この『食べるお守り』は浅津さんが「出雲のエネルギーに満ちた食材が発信できれば」という想いで監修し、製作されたもので、出雲に古来から生えている美の薬草『アカメガシワ』と島根県産の厳選素材を使用した無添加のおやつです。
http://www.izmcci.or.jp/taberuomamori.html
このサプライズに浅津さんも参加者も驚かれましたが・・・実はこのあと、更なるサプライズがありました!
なんと、この『食べるお守り』を製造されている 障がい福祉サービス事業所「フィリア」の皆さんが参加してくださっていました!ありがとうございます。
浅津さんは現在、更なる新商品を開発中とのこと。楽しみですね!
そして、浅津さんのプライベートにも迫りました!
お孫さんとおせちを作ったり、お魚をさばいたり、梅干しを作ったり・・・プライベートも『食』でした。節目節目の行事も大切にしておられるようです。
また、台所が大好きで、可能であれば一日中台所に立っていたいそうです!
『質問コーナー』では、参加者からあらかじめ募った質問を、浅津さんへ投げかけました。参加者の中には一生懸命メモされる方もおられました。(私も必死にメモしました。)
手っ取り早く正食を取り入れるには 味噌汁 がおススメだそうです。また、小魚もまるごと食べられるからおススメだそうです。他にもたくさん質問にお答えいただきました!
最後に、これからの活動や夢について語っていただきました。
これからは次世代の人たちへ伝える活動をしていきたいそうです。今回も小さなお子様をもつお母さんたちも参加していただき、大変喜んでおられました。
また、将来の夢は『持続可能な社会づくり』と『世界平和』。
農薬や化学物質汚染で鳥や虫がいなくなるなど生態系や自然環境がかわるそうです。今は、世界中で、人、森、里、川、海の生命へ光をあてる活動が始まっていて、『持続可能な社会』は地球上の全てにおいて重要なことであるということを伝えていきたい、とのことでした。
『世界平和』については、『食べ物で心が整う』という精神を貫いたものです。身近なところから『食』の大切さを伝え、それを次世代に繋ぐ・・・それが世界につながればとの想いで、出雲発 添加物不使用の食品を開発し、海外で販売するなどの活動をされているそうです。
出雲から世界へ発信できると良いですね。
トークの後は、浅津さんを囲んでの交流会。
参加者同士で交流を深めたり、浅津さんとの交流を深めました。
交流会では、『正食(マクロビオティック)』の体験の場として、浅津さんお手製『野菜の蒸し煮』が参加者にふるまわれました。
使われているお野菜は『まちなかマルシェ』(出雲のオーガニック野菜)のもので、味付けは出雲 鵜鷺(うさぎ)の湧水を使った塩のみ。全ての野菜をまとめて蒸すのではなく、陰陽を基にした、一つ一つのお野菜の良さや美味しさを引き出す調理方法で、別々に調理されています。
とても塩だけとは思えないおいしさでした!!
浅津知子さん、参加してくださった皆さま、ありがとうございました!!
- 2017.03.22【イベントレポート】出雲人 MEETUP#3