Meet UPレポート

2022年12月17日(土)に「出雲で働き、暮らす人との交流会in広島」が開催されました。
広島市中心部の「TKP広島本通駅前カンファレンスセンター」(広島市中区)で、
出雲市内の各企業の若手社員と学生が交流しました。
このイベントは、出雲で働く若手社員から「仕事のこと、プライベートのこと、就活のウラ話」など、
普段はなかなか聞けないことを楽しく気軽に聞く事ができる交流会です。
今回はその模様をレポートします!  

意外と知らない出雲の魅力

最初に出雲市のPR動画を見ていただきました。動画の中では、出雲市で活躍する地域おこし協力隊員のほか、高校生、大学生の地元就職推進に取り組む学生就職サポーターの紹介がありました。
会場では出雲市の学生就職サポーターの吾郷さんから挨拶がありました。
参加者には島根出身者も多かったですが、出雲市について知らないことが多かったという声が聞かれました。
また、広島県を中心に島根県での就職のサポートをしている島根県広島事務所の学生就職アドバイザーの方々から、その取組について紹介がありました。
出雲市では県外の学生が出雲市の企業に就職するサポートが充実しています。

学生就職サポーターの吾郷さんから就活生にむけてメッセージ。

島根県広島事務所の学生就職アドバイザーの方々も参加。

学生の皆さんも熱心に聞いていました。


 
 

緊張をほぐして、「部活ビンゴゲーム」でアイスブレイク

交流会などのイベントでは最初に緊張して話ができないようなことがありますが、そういった緊張をほぐすためにちょっとしたゲームをして場を和ませます。
今回は、中学校時代の部活を9種類ビンゴカードに書き、会場内の参加者の中からその部活をしていた人を探し出すという少し変わったビンゴゲームを実施しました。
このゲームの中で参加者同士、自己紹介や簡単な会話を通じて緊張をほぐしました。   

初対面でも笑顔がたくさん リラックスしてお話ができていました。

後半はなかなか同じ部活に出会えず悪戦苦闘。でも地域性があって、それも一つの話題に。

景品は「出雲縁結び空港オリジナルマグカップ」!

若手社員と交流して、実際のお仕事の話しや暮らしについて聞いてみます

若手社員と、学生、合わせて6人くらいのグループを3テーブル作り、各テーブルで若手社員が一日の生活のグラフを使って、仕事やプライベートについて具体的に話をしました。この企画では、20分ごとに各テーブルのメンバーを入れ替え、できるだけたくさんの人と会話ができるようにしていました。
話が盛り上がり時間切れになってしまう場面もありました。 

グラフで、一日のライフスタイルを説明。

もちろん、しっかりと真面目な仕事の話もされてました。

学生さんは島根県出身の方が多かったけど、初めて聞く話も多く質問が沢山でていました。

若手社員の面白いエピソードなどで盛り上がっていました。

リラックスしていろいろな会話ができていたようです。

出雲のかわいいグッズもいろいろ用意しておもてなしです。

さらに盛り上がるフリートーク

交流会の最後はフリートークの時間を設けて、個人的に聞きたいことなどをいろいろ聞いていました。
グループでは聞きにくかった個別な質問などもいろいろあったようで、具体的に話し込んでいる様子もありました。
盛り上がってきたところでしたが、15分のフリートークの時間もあっという間に過ぎてしまいました。

フリートークでもかなり会話が弾んでました。



締めくくりは、みんなで集まって記念撮影をしました。
交流会参加者の皆さんお疲れ様でした!就職活動頑張ってください!

参加した学生の感想

Aさん大学のセミナーで県外の企業に興味を持っていたのですが、なかなか情報が入ってこない中でこのイベントを見つけました。
若手社員の方のお話を聞いて、出雲市の暮らしのことなどいろいろな実情を知ることができてよかったです。 

Bさん参加した理由は2つあって、ジョブカフェしまねでイベントの情報を教えてもらっていたこと、 大学で簿記を勉強していて地元出雲で事務系の仕事を探していたことです。
業種を絞っていたのですが、いろんな業種があるのを知り、他の可能性も検討しようと考えました。
それと、IT企業が出雲にもたくさんにあることや知らなかった企業を知ることができました。
また参加して、たくさんの情報を聞いて参考にしたいと思います。 

Cさん大学で紹介してもらい、このイベントに参加しました。
就職活動は、地元の雲南市だけではなくもう少し広い範囲で就職できればと考えています。
今回は、その中でタイミングよく出雲の企業を紹介するイベントを知ったので、まずは行ってみようと思い参加しました。  

Dさんどんな会社があってどんな環境で仕事ができるのかまだ全然知らなかったので参加しました。
まずは、地元の福山を中心に近いエリアで就職を考えています。
今は一年生だけど、自分が習得しているプログラミング言語が実際現場で使えるのかとかわからなくて、まずは、情報系の会社について聞きたいと思っていました。ちょうどそのタイミングで島根の説明会があったので参加しました。
交流会の中でプログラミングの技術だけでなく、マネジメントのスキルも必要なことがわかりました。
今は、JAVAを勉強していますが、Rubyとかも勉強していきたいと今回の話を聞いて思いました。  

Eさん大学で島根県広島事務所の方に紹介されて、この交流会のことを知りました。
実際仕事をされている先輩から仕事内容や生活などを知ることができたのはすごく参考になりました。
建設系に興味があって、大福工業さんの話が特に参考になりました。
就職活動では島根に戻りたいと思っているので、参加してよかったです。  

Fさん島根県に戻って仕事をしたいと思っていたところ、このイベントの案内がありちょうど良かったです。
県外に出ていると地元の情報も入りにくいので、こういうイベントがあるとすごくありがたいなと思いました。
今は使ってませんが、社会人になって通勤や生活では思ったより車が必要なんだなと聞いていて感じました。 

Gさん学校からチラシをもらって知りました。
話を聞いてまず思ったことは、車がないと不便だなということでした。
ただ、通勤とかも車が楽そうだし、都会に比べるとやはりゆったりしていて、リラックスして仕事しているなと思いました。
直接話が聞けて、リアルな仕事や生活の雰囲気がわかってよかったです。

参加した若手社員からのメッセージ

ゼノー・テック
出雲株式会社
川角さん

これから出雲を支点に、ともに日本を支えていこうという前向きな活気に満ちた会でした。
学生さんたちはこれから社会に馴染んでいくために、必要な情報を我々社会人から吸収しようとする姿が印象的で、ほほえましくもありたくましさを感じました。
また、他の企業の方たちとの交流も新鮮で、社会人ならではの疑問や日常的に考えていることについての解決策の導き方が大変勉強になりました。
「出雲には何でもあって少し足りない」という言葉が出雲をよく表していると思いました。
まだまだ発展途上の出雲を全員で豊かにしていく、開発する一員になれる魅力を推していきたいと思いました。
就活生の皆さんには「自分の魅力を発揮できる職場がある」ことを意識したうえで、孤軍奮闘するだけでなく、支えてくださる方たちと連携しながら自分の道を模索してほしいと思います。

株式会社
ビリーフ
松田さん

私自身、就活時期がコロナ禍ということもあり、なかなか思うように就職活動ができず悩んでいましたが、出雲市さんをはじめ就職支援をしてくださる機関の方々に協力していただき、大好きな出雲市で就職をすることができました。
困ったときにはひとりで悩まず相談をすることも大切だなと思いました。
今回、交流会を通して出雲は自然が豊かで温かい人であふれている素敵なところだなと改めて感じました。

大福工業
株式会社
三代さん

普段の就職説明会では、会社の事業内容をメインに話すので、今回のようにプライベートも含めた1日の予定を紹介するのは新鮮でした。
少人数のグループに分かれていたので、より気軽に話ができたと思います。
仕事選びに関しては、業種からも職種からも考えることができるので、はじめから絞込みすぎず、色々な説明会に参加することで自分に合った選択肢が見つかるかと思います。
会社訪問やインターンシップで会社の雰囲気を知ることもお勧めです。
出雲は中小企業が多いので、一緒に働いている人の顔が分かることが働きやすさに繋がっているように思います。
上司や同僚から様々なアドバイスをもらえ、日常を楽しく過ごせる環境に私も魅力を感じています。

サン電子工業
株式会社
出雲工場
原さん

私は、地元出雲で暮らし働いています。特に県外に出たいとは思わず、そのまま就職しました。
今回の交流会で県外に出るか出雲に残るか迷っている方がいました。
出雲は働きやすく魅力ある地だと思います、ですが、県外にも魅力はあると思いますので、旅行などで一度行ってみるというのも手かもしれません。 比較材料にもなりますので。
就活生へのアドバイスとしては、今回のような交流会や説明会に積極的に参加することです。 自分の時は、あまり説明会などには参加しなかったので、今でも後悔する時があります。ネットでは知りえない情報や、対面だからこそ感じる魅力・熱量をきっと感じられると思います。

株式会社
イズコン
桑原さん

私は元々地元で就職を考えていましたが、やりたい事があった訳ではなかったので、勧められた事務職をやってみようと思い、何社か応募前見学に参加し就職先を決めました。
就職先を決める時、実際に企業に足を運んでみることで分からなかった企業の情報や良さ等色々知れることがあるので、是非応募前見学やインターンシップに積極的に参加してみてください。
出雲は自然も多くのんびりとしていて、とても過ごしやすく働きやすいところが良さだと思います。

株式会社
シーエスエー
福間さん

想定していたよりも参加学生は少なかったですが、それぞれの学生と深い交流ができたように思います。
参加した学生は、出雲出身者が多く、地元に帰りたいという気持ちを持っていて、嬉しく感じました。
仕事を選ぶ際には、自分のやりたいことを考えて選択した方が1番だとは思いますが、やりたいこと=続けられることとは限らないので、範囲を狭くせず、広い視野をもって、様々な分野に目を向けて就職活動に励んでいただきたいと思います。
社会人になってから、私は県外に行ったりもしましたが、社会人になってからの友人はなかなかできず、会社の人と如何に良い関係を築くかの大切さを実感しました。
地元に帰ることで、会社の人だけではなく、学生時代の友人や家族と会うことができ、余暇を楽しめるようになりました。
出雲は遊ぶところは少ないかもしれませんが、友人や家族と会い話すことで、ストレス発散の場やリフレッシュの場ができると思います。
私はその部分で、特に地元に帰ってよかったと実感しています。 皆様の就職活動が良いご縁に結び付くよう願っています。

株式会社
シーエスエー
長木さん

私が就活をする際に、「職場の雰囲気」について一番大切にしていました。
基本的には自分自身が長く働く場所です。「雰囲気が悪い」や「雰囲気が自分と合わない」とストレスになり早いうちに会社を辞めてしまうことになる気がします。
学生の皆さんも就活の際に「職場の雰囲気」を注視してみてはいかがでしょうか。
社会人になって思うのは、「積極性」はとても大事だと思います。学生の皆さん、ぜひ学生生活の間にいろんなことにチャレンジしてみてください。自身の視野が広がり、新たな発見があるかもしれません。
それが自分の成長につながると思います。 また社会人になって「ゆったりと生活したい」と思うのであれば、出雲はいいところだと思います。
すぐ車を走らせれば自然の風景が見られますし、周りも静かで住みやすいと思います。


株式会社
島根情報処理
センター
立原さん

自分は「パソコンを使う仕事であればいい」と浅い考えで就活していました。
その結果、運良くプログラミングやWebデザインといった自分が興味の持てる仕事に就くことができました。
運に頼らず自分にあった仕事に就くには、自分がやりたい事を具体的にイメージすることが大切だと思います。
イメージするためには色々な仕事を知ることが重要です。
ITといってもシステムエンジニア、インフラエンジニア、Webデザイナーなど様々な職種があるように、ある分野を深堀りして仕事を探してみるのも面白いかもしれません。
また、就活イベントは働いている人の声と共に仕事を知れる機会なので大変貴重だと思います。
ぜひ、みなさんには興味を持って働けるお仕事を見つけてほしいと思います。

株式会社
島根情報処理
センター
加藤さん

私は高校卒業後、IT企業に就職しましたが、ITの分野に興味を持ったのは3年生の前半頃でした。
それまで、自分がどういった企業に就きたいのかぼんやりしていましたが、実際に働いている方の声を聞いたり、様々なイベントに参加し、ITの分野で働きたいと考えるようになりました。
学生の皆さんにも、自分のやりたいこと、就きたい企業などがぼんやりしている方もいると思います。
そういった時は、今回のようなイベントで色々な分野で働いている方の声を聞いたり、色々なことに挑戦をしながら、自分の将来を決めていくのが良いかと思います。

出雲市役所
曽田さん

参加させていただきありがとうございました。
当日参加いただいた学生の皆さんと交流して元気や活力を分けていただいたのと同時に、自分が就活生だった時を懐かしく思いました。
どこでどのように働くか、とても悩む時期だと思います。
実際働いてみるまでは悩みがなくなることはないかもしれませんが、後悔しないように、先に社会で働くたくさんの皆さんの先輩に仕事や職場環境について聞いてみてください。新しい気づきや就活のヒントがあるはずです。 今回のイベントを通して、私自身も改めて出雲で働くよさを再認識することができました。
今回出会えた皆さんに次は出雲でお会いできると良いなと思っています。

過去の開催


ページの先頭へ戻る